決勝リーグ緒戦、H高は前年の覇者U学と戦った。岩槻と言う絶対的エースが卒業したU学はS大ほど強くなかった。試合は緊張からか前半は接戦になったが、後半になると徹、沼田、真田のフロントコート陣が活躍して、徐々に点差を広げて行った。結果は92-77でH高が勝利した。沼田の活躍が大きかった。沼田は33得点13R5ブロックと大暴れし、H高は初の全国出場に一歩近づいた。もう一つの試合は106-59でS高がT大一高に勝った。第2戦は週末にT大一高対戦する。…そして週末一高と試合をした。序盤からH高が圧倒した。第3Qの途中で主力を引っ込めるほど、H高は強かった。118-62で勝った。第2試合のS高対U学は接戦になった。第4QにU学のミスから一気にS高ペースになると、そのまま86-70でS高が勝った。この勝利でH高とS高が全国出場が決まったが、晃達にはそんな事は関係なく、1年越しの借りを返す事出来る事に喜びを感じていた。県No.1を懸けて戦う舞台が整った。
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