高梨がこの試合の影の殊勲者だった。1年生ながら県内最強Cをやられながらも、第1Qから必死に止めていた。先ほどのR争いの時高梨は跳べなかった。晃は言った。「3分だ…3分だけ休んで回復しろ…その間沼田が代わりに出る…残り3分になったらまた戻って来い…いいな?」と言うと真田も「お前がいなければここまで競り合わなかった…だから3分で回復しろよ」と言った。高梨は「はい」と言った。沼田に「当たり負けるなよ?」と言うと「頑張るっ」と言って顔を叩いた。再開した。やはり沼田が狙われた。沼田は必死に抵抗したがパワー負けした。「負けてもいい…ただ簡単に打たせるなっ…いいなっ」と言うと「おうっ」返事をした。その後、沼田は言われた通り、結城に簡単には打たせなかった。シーソーゲームが続いた。晃が取り返せば結城が取り返した。そして残り3分になり、沼田はベンチに下がった。「お疲れっ」と晃は言って沼田とグータッチをした。「頼んだぞ」と沼田が言った。「さぁ…一本行くぞ!」と両チームが言って気合いを入れた。
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