主導権を握ったH高はたたみかけ、第1Qを18-9として終えた。第2Qは高梨にボールを集めたが、高梨は中盤に連続Fをして、B高に主導権が渡った。高梨に襲いかかった。高梨はFをしない様に何とか踏ん張っていたが、3つ目のFを取られて沼田と交代した。しかしココで誤算が起きた。沼田がいい働きをした。沼田は密かにフックシュートの練習をしていたのを、真田と晃は知っていた。「それを使ってみろ」と真田が助言した。それがいい誤算を生み出した。B高はそのフックを止められなかった。高梨が剛のCなら、沼田は柔のCだった。B高のCとFはそのフックを無理に止めに行こうとして、Fを連続で犯しチームFを5つしてしまった。H高はそれを利用してフリースローを次々と決めて行き、前半を45-22で折り返した。沼田は後半も出た。長い腕から繰り出されるフックシュートは脅威だった。B高のCは無理をして止めに行き、第3Qの途中でFOしコートを去った。沼田もここでお役御免となり、高梨と代わった。
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