ノンジャンル 官能小説

試験も終わり夏の大会に向けて、部活漬けの日々が始まった。夕貴は同級生といつも部活を見に来た。Ｈ高は必ずしも部活に入らないといけないワケではない。朝は別々に行くが帰りは夕貴は自転車で、晃は走っていつも一緒に帰った。…大会前に初めて一週間の合宿をした。監督は本気で｢これをこれから伝統にする｣と豪語していた。部員は使っていない教室で寝泊まりする事になった。学校側もその話しに載り、｢今年は間に合わないが、来年にはシャワー室と宿泊専用の小屋を作る｣と言っていた。合宿が始まった。１年が初日に夕飯を作ったが不味かった。２日目の朝、晃が教えながら朝飯を作った。評判が良かった。風呂が大変だった。大浴場があるワケではなく、夏場だが外で水を被るワケにも行かず、宿直室の小さい風呂と水泳部のシャワーで汗を流した。洗濯物も大変だった。近くに家がある奴らは、家族が来て持って来てくれたが、遠くの奴らは一週間分持ってきていて、それがヤバい臭いを出していた。

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