晃は夢と現実の区別が出来ていなかった。寝ぼけながら目の前にいた夕貴に抱き付いた。夕貴は突然の出来事に抵抗出来なかった。晃は夕貴を抱きしめながら何か言っていた。ここで夕貴はようやく抵抗をした。「ちょっと…アキ兄…離して…」と言ってもがいた。だが晃は「何でだよぉ…夕貴が好き何だからいいだろう」と言うと強く抱きしめながら、夕貴の唇を奪った。「んんっ!?…ん~っ」と夕貴は唸った。晃はリアル過ぎる違和感に目を覚ました。夕貴と目が合った。夕貴は目に涙を浮かべていた。晃は混乱して飛び起きた。「えっ!?…夕貴っ!?…えっ!?何で!?…えっ!?」と慌てた。夕貴は起きた。そして立ち上がると「ご飯…食べよ」と言って部屋を出た。晃はまだ混乱していた。ご飯を食べながら晃は夕貴を見た。夕貴は黙々と食べていた。その雰囲気にいたたまれなくなった晃は「俺…何かした?」と聞いた。夕貴はピクッとしたが「別に…」と言い「ごちそうさま」と言って食器をキッチンに持って行った。晃は(俺何をしたんだ?)と思った。
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