晃はドリブルで時間を使った。いつの間にか成田が晃に付いていた。シュートクロックが残り7秒になった時、晃は中に切れ込んだ。成田が進路を塞いだ。晃は強引にシュート体制になった。成田は飛んだ。しかしそれは晃のフェイクだった。落ちて来た成田にぶつかりながらシュートをした。審判の笛がなった。ボールはゴールに吸い込まれた。「DFっ白7番っカウントワンスローっ」この瞬間会場が沸いた。H高が同点に追いついた。晃のフリースロー。皆(決めてくれっ)と願った。晃はボードを使ってしっかり決めた。63-62。誰もがH高が勝ったと思った。「まだだっ!」晃が叫んだ。S高がT・Oを取った。「成田で来るぞっ油断するなっ」当然皆そう思った。成田にボールが入った。Wチームに行った。が、成田はそれを読んでいた。晃と真田が付く前にパスを出した。パスの先にいたのは忍だった。忍はノーマークで3Pを打った。晃はボールの行方を目で追った。ボールはリングに吸い込まれた。65-63でH高は負けた。
※元投稿はこちら >>