医者の言葉に晃はイラついていた。(早くバスケがしたい)と焦っていた。待っていた夕貴が「どうだった?」と聞いた。晃は「まだ走っちゃダメだって」と言うと夕貴は「そっか…」と言った。その夕貴の表情が晃には笑っている様に見えて「何笑ってんだよっ」と晃はつい言ってしまった。夕貴は「笑ってないよっ」と言ったが晃は「いや…笑ってた」と言い「そんなに人が苦しんでんのが楽しいか?」とキツく当たってしまった。「そんな事…思ってないっ」と夕貴は言ったが晃は「こっちは苦しんでんのにふざけんなっ」と言うと「ふざけてないよ…」と夕貴は震えた声で言った。晃は「もういい…1人で帰る…ついてくんなっ」と言い歩き出した。夕貴は泣きながら「アキ兄っ」と言ったが晃は無視した。そして晃は路線バスが走る通りまで歩き、バスに乗り込み1人駅まで行った。晃は落ち着きを取り戻し(夕貴に当たってもしょうがねぇだろっ)と反省した。…(帰ったら夕貴に謝らないと)と思い家に帰った。しかし先に帰って来てるはずの夕貴が居なかった。
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