「〇〇ホテルだけど」「あっ私もです…何階ですか?」「二階の203だよ」「行ってもいいですか?」「うん…いいよ」「じゃぁすぐ行きますね」と言って梨花は電話を切った。5分程すると呼び鈴が鳴った。中に招き入れる。「お仕事ですか?」「終わった所だよ」「良かった」「どうしたの?」「何か会いたくなって」「おっ?嬉しいねぇ…あっそうだちょっと待ってて」と言ってプリントアウトした写真を渡した。「あっ!私だ…」「可愛く撮れたよ」「ありがとうございます」と笑顔を見せた。「あの」と真剣な顔をした。「どうしたの?」「私と付き合ってもらえませんか?」俺は驚いた。驚いて返事に困っていると「すみません…やっぱり無理ですよね…まだ今日会ったばかりなのに…」と俯いた。「いや…梨花ちゃんみたいな可愛い子なら全然いいけど…でもバレたらまずいんじゃない?」「その辺は上手く…」「」て言うか俺何かでいいの?」「はい…アキラさんがいいんです」「じゃぁ返事は明日でもいい?少し考えさせて…」「はい…待ってます…それじゃぁ」と言って梨花は帰った。
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