博です、容子の相手の博です。
容子の家とは、私のマンションと駅との間の中間の位置にあります。
私は60歳を過ぎ会社を辞め、悠々とは行かないまでも自適な生活を始めています。
家族構成は子供二人はもう外へ出て、女房との二人住まい。
女房は週3~4日家計を助けるためとスーパーへアルバイト。
女房とは、もう何年も夫婦生活はない。
毎日が日曜日で、まず家の周りのウォーキングを始めた。
縁という言葉があるが、女子供みたいだと言われかねないが、初め見た時からこの女・容子に惹かれた、赤い糸で結ばれているようで。
それからと言うものの、ウォーキングの度に家を横目に見て、渡辺と言う表札を見て、なんかの機会がないか探していた。
それが、たまたま目の前を容子が買い物帰りで、急に路上に倒れ込んだ。
段差に足を取られたらしい。
今がチャンス、すぐに駆け寄り抱き起す。
そしてこれもたまたまだが、容子のたっぷりとした胸が私の手に触ってきた。
私は触り返す。
陽子の体がビクッとしたような感じを受けた。
そのままもう目の前の陽子の家に。
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