事務所に戻ると課長がやって来た
「大丈夫だったか、顔が疲れてるけど」
「ええ、なんとか」
「そうか、彼女たちと交渉できるのは君しかいないからなんとか頼むよ」
「ええ、わかりました」俺は心の中では最高の時間でしたと万歳していた
休み時間、山田が近寄ってきた。
「悪い、今夜の場所、俺の家に変更でいいか?」
「えっ?」
「嫁が料理の仕込みしちゃったってうるさくてさ、お前には結婚式欠席したのにご祝儀だけもらってるから、せめてもてなしたいって言うんだよ」
「はあ」俺は思考回路がショートしてしまった
「じゃあ、仕事終わったら一緒に俺んちいこう」山田は席に戻った
俺は放心状態で休憩室に向かった
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