「由実姉さん聞いて~」麻衣さんさ早速由実さんに電話していた。
「何よ、聞くけど、ノンくん帰ったんでしょうね。いつまでも離さないと誘拐でご両親に訴えられるよ」麻衣さんは俺の顔を見た
「まだいてもらってる」
「もう、あんたの方が年上なんだからそれくらいわかるでしょ、もしかしてやりまくってないでしょうね」
「やり、まくってます」
「ちょっと、あたしの一晩で最高8回を抜いたらただじゃおかないからね」女の嫉妬は怖いと思った
「ところで話ってなによ」
「やっと本題に入れる」麻衣さんがホッとした表情をした
「そうだ、ノンくんに代わって、お礼言わなくちゃ」麻衣さんはスマホを俺にわたした
「もしもし、由実さん」
「あら~、ノンくん~、今日はごちそうさまでした。娘も喜んでたわ、またお兄ちゃんと会いたいって」
「ほんとですか、いつでもどうぞ、さやかちゃんによろしく言ってください」
麻衣さんがスマホを取り上げた。
「姉さん、ノンには優しいのね」
「ちょっとあたしのノンくん呼び捨てにしないでよ」
「ああ、姉さん大変なのよ」
「早く言いなさいよ」
「山田の奥さん…」
※元投稿はこちら >>