「ねえ、ノンも紅茶でいいでしょ」キッチンに立つ美雪さんが言った
「あたしも手伝います」スカートをひるがえし、美香ちゃんがキッチンに向かった
「ねえ、ノンくん、あれ何だろ」そう言って香澄ちゃんが隣の部屋に向かった。俺も後を追った。美雪さんたちの死角に入ると香澄ちゃんは俺に迫った
「まりんやまなみを狂わせたキス、あたしにもしてみてよ」強引に襟をつかみ引き寄せられ、可愛い顔が目前に迫った。
「二人に見られちゃうよ」
「いいから、早く」無理やり口唇を奪われた。俺は反射的に口唇を吸いながら壁に背中をもたれかけ、香澄ちゃんの細い身体を抱きしめた。髪と背中を撫で、ゆっくりと舌を進入させる
「あん」小さな吐息が香澄ちゃんから漏れた
「あれ、香澄は?」美香ちゃんの声がした
「もう、やぼなこと言わないの」大人な美雪さんの声がした。タイムリミットが迫っているのを感じたのか、香澄ちゃんが身体を俺に密着させ、激しく舌を絡めてきた。息が荒くなっていた
「香澄~、お茶が入ったわよ」美香ちゃんの呼ぶ声がした
「うん、わかった」口唇を話し、香澄ちゃんが応えた
「キスだけでいかされちゃうかと思った」俺に耳打ちし、笑顔を浮かべた香澄ちゃんは再びリビングに戻った
「あら、香澄ちゃん、少し頬が紅いわよ」美雪さんが楽しそうに言った
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