「ねえ、ノン、うちの主人、今度ゲームソフト業界に参戦するんだよ」事が終えると美雪さんが髪を整えながら言った。
「いよいよですか」
「家はねおもちゃ一筋だったけど、ソフトの企画、キャラグッズの製造販売を狙ってるの」
「さすがですね」
「赤ちゃんができて、主人の中で何かが変わったみたい。すごくやる気が出たって言ってた。それでね、もともとは由美さんの言葉がきっかけだったみたい」
「どんな言葉ですか」
「周りの目を気にせず、自給自足の生活をして、家族と楽しく暮らしたいって」
「なるほど」
「それをヒントに主人がゲームの企画を考えたの、無人島で、動物と触れ合いながら家族が成長して行くの、いろいろなイベントがあって、家を建てたり、魚を釣ったり」
「シュミレーション系ですね」
「イベントはミニゲームにするらしいの」
「楽しみですね」
「家の会社は企画までで、プログラミングは〇天堂がしてくれるの」
「なるほど、それならヒット間違いなしですね」
「ええ、そうなっら、主人は由美さんを会社の役員にするみたい」
「さすが社長」由美さんが幸せになれるなら大歓迎だと思った
「そうね、わたしもなんか惚れなおしちゃった」微笑む美雪さん、俺はジェラシーを感じた
「もしかして、ノン、焼いてる」楽しそうに美雪さんが俺の顔をのぞき込んだ
「もちろん、すごく妬いてる」俺は色白の美人奥様の口唇を激しく吸った
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