病院の個室に案内された。そこには入院の準備を済ませた、ナオキと母親のアキさんとノンちゃん先生がいた。
「やあ、ノンくん」ノンちゃん先生が手を上げた
「こんばんは」ナオキがあいさつをした
「はじめまして」アキさんが頭を下げた。AV女優の「佐々木あ〇」に似た印象がある。すぐAV女優に例えてしまうのは素人童貞のころの俺の悪い癖だ。今はAVを見る余裕が無い。それはさておき、俺もアキさんに自己紹介をした
「がんばってくださいね」里帆さんがアキさんの手を握った。その辺はさすがにソツが無い。
「この後、由実さんが顔を出してくれるんだ」ノンちゃん先生がウインクした。するとナオキが照れてうつむいた
「アキさんにはいろいろと頑張ってもらうために、こっちに知り合いが多い方がいいだろ、アキさん家の妻もちょくちょく会いに来ますから、頼ってもらっていいですよ」
「ありがとうございます。本当に皆さん優しくて、がんばろうという気力がわいてきます」
「その意気ですよ」俺もガラにもなく声高に応援していた。その時病室の扉が開いた。
「あっ、ノン」由実さんが立っていた。メイクもばっちり決まっていた
「あっ、由実さんこんばんは」真っ先にナオキが反応した
「それじゃ、わたしたちは」里帆さんが俺の腕に軽く触れた
「それじゃ、ナオキくん、アキさん」俺は二人に手を振った。
個室を出るとノンちゃん先生が追いかけてきた
「ノンくん、里帆のこと、よろしくね」
「ええ、任せてください」
「あなたったら」里帆さんがはにかんで俺の袖口を掴んだ。そこ、俺でいいの?と思った。
「それから、今夜由実さん遅くなるから、さやかちゃんは美雪さんに見てもらうことになってるから」
「それなら安心です」
「明日、由実さん有給出してるから…」
「そんなに、遅くなんですか?」
「ああ、ナオキの面倒を見てもらうよ」
「…」それが何を意味するのかわかった時、俺は身体が震えた
「後で、動画見せるから」ノンちゃん先生はそう言い残して病室に戻った
俺は明らかに動揺していた。エレベーターで里帆さんが俺に囁いた
「由実さん、また寝取られちゃうね」その言葉で俺は激しく勃起してしまった
「もう、わかりやすい」里帆さんは笑顔で俺の勃起に軽く触れた…
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