翌朝、俺は二人において行かれ、遅刻ギリギリでタイムカードを押した
「あら、ノンくん、おそよう」美雪さんがデスクで声をかけてきた
「美雪さん、おはよう」
「パパったら、お寝坊さんね」耳元で囁いた。俺は周りに誰もいなきょろきょろと見まわした
「大丈夫よ、ちゃんと確認してるから、それで、昨夜も遅くまで搾り取られたの?」
「まあ、そんなところ」結局由実さんは抜かずの3回まで勘弁してくれなかった。まあ、渦中に飛び込んだ俺が悪いのだが
「そう、それで今朝のミーティングは無しなのね」俺はほっと胸を撫でおろした
「では、仕事がんばりますか」
「ええ、わたしは~」美雪さんが机の下で俺の手を握ってきた
「いや、その…」
「冗談よ、全部聞いちゃった、由実さんから」
「そうだよね」俺はうつむいた
「わたしもしたいな~、お箸を床に落として、若い男の子にノーブラのオッパイ見せつけるの」
「それも、聞いちゃったの」
「うん」美人人妻は微笑んで俺の目をじっと見つめた
「それは、その、安定期に入ってからで」
「もう、冗談よ~、ノンったらおもしろい」
「お二人さん、朝から仲がいいね」山田が近づいてきた
「あら、弟」
「えっ?」
「入籍したんだ、美海と」
「そうだったのか、お祝いしないとな」
「それなら心配ないよ、もう一人の姉さんが企画してくれるらしいから」山田は二やつきながら席に戻った
「もう一人の姉さん?」
「もう、魔性の女よ」美雪さんは少し拗ねて言った
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