約束の時間に5分遅れてステーキ屋に入った。由実さんは一番奥のボックス席に座っていて、俺達に気づいて手を振った振った
「遅れてすいません」俺は軽く頭を下げると
「夜遅くまで何やってたのかしら?」軽くいじる由実さんの横に制服に身を包んだいたいけな少女が座っていた。
「娘のさやかよ」一度酔った由実さんを送って行った時、パジャマ姿で迎えに出てきたのを覚えている。
「さやかです」軽く頭を下げ、はにかんだ笑顔で俺を見上げる女子高生、どストライクだった!動きの止まった俺の背中を麻衣さんが軽く押した
「ノンくん、見すぎ!」下心が読まれていた。俺はさやかちゃんの前に座った。その可憐な女子高生はセミロングの髪に幼さの残る丸みのある頬、クリッとした瞳、俺の描く最高の女子高生だった
「ノンくん、挨拶したら」麻衣さんに肘でつつかれた
「あ、ああ、町田です」
「もう、緊張しすぎ」
「ああ、すいません、その、あの」ウエイトレスが着てくれて助かった。
メニューは由実さんが決めていて、飲み物の確認だった
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