食事が運ばれてきた。俺とノンちゃん先生はステーキ、女性陣はラザニア、ドリア、リゾットと言った感じで、サラダを3品たのみ、みんなで取り分けて食べた。レストランのスタッフに俺たちはどんな風に映っているのだろう、ノンちゃん先生の両脇に由実さんと麻衣さんが座り、その反対側に俺、両脇にはみゆうさんとみなみ先生が座っている。俺の愛する二人がノンちゃん先生に身を寄せ楽しそうに食事を楽しんでいる。俺は俺でノンちゃん先生の愛する肉親であり、俗にいう内縁の妻である二人にボディタッチをされながら食事を楽しんでいる。それだけではない、麻衣さんとみなみ先生が時々目を合わせては微笑み合っている。二人は俺の子供を宿していながら、今日、レズビアンとして結ばれたのだ。この状況で興奮するなと言っても無理だろう。ノンちゃん先生も同じはずだ。時々俺と目が合う。
食事も終わりそうなころ、みゆうさんのスマホに着信があった。
「あっ、院長からだ」ドクターたちに緊張が走った。
「みゆうです」みゆうさんがビジネス口調になって、席を立った。そのままレストランを出ようとして立ち止り、戻ってきた
「みゆう、どうした」ノンちゃん先生も心配そうだ
「ママ、ノンくんに代わってだって」その言葉に全員の緊張が解けた
「もしもし、ノンです」俺はみゆうさんにスマホを借りてレストランの外に出た
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