ドアチャイムを鳴らすとすぐにノンちゃん先生が出た
「いらっしゃい」
「おじゃまします」俺たちが玄関に入ると奥から何かが走って音がした
「いらっしゃ~い」
「いらっしゃ~い」猛然と走ってきた少女たちはノンちゃん先生の後ろに立ち止った
「こんにちは」美雪さんが腰をかがめてあいさつした
「こんにちは~」
「こんにちは~」二人は元気に答えた
「おじゃまします」俺が言った
「お兄ちゃんいらっしゃい」
「いらっしゃい」二人の少女が俺に近づき俺の腕を引っ張った
「ふたりとも元気だね」俺は二人の頭を撫でた。さらさらの髪が若さを主張している。二人ともおへそが出たキャミソールにハーフパンス姿で、ショートカットの髪が活発さを物語っている
「美雪ちゃんも早く早く~」俺たちはお土産をノンちゃん先生に渡し、靴を脱いだすると奥からエレガントな女性が現れた。
「いらっしゃい、おまちしてました」白のノースリーブに白のロングスカート姿の里帆さんだった。俺はその気品漂う姿にしばし見とれてしまった
「ノンくん、美雪さんと同じ匂いがするよ、もしかして?」ノンちゃん先生の声で俺は現実に引き戻された
「ノンちゃん、お願い、シャワー浴びさせて」美雪さんは、恥ずかしそうに声をひそめた
「了解です、みらい、美雪ちゃんをお風呂に案内してあげて」
「は~い、美雪ちゃん行こう」姉のみらいちゃんが美雪さんの手を引いた
「みのりはパパと行こう、ママ、ノンくんにご挨拶を」
「はい、あなた」里帆さんが俺に近づき、そしてハグをしてきた
「いらっしゃいませ、我が家では初めてのお客様にはハグすることになってるんです」
「そうですか、素敵ですね、里帆さん、いえ、すいません、素敵な習慣ですね」
「お兄ちゃん、顔紅いよ~」パパに抱っこされた、みのりちゃんが叫んだ
「みのりはパパがハグしてあげるよ」
「やだ~、パパのエッチ~、みのりもお兄ちゃんとハグする~」みのりちゃんが俺に駆け寄ってきた
「いらっしゃいませ」俺に抱きつきそして頬にキスをした。俺は思わず尻もちをついてしまった。
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