「お世話になりました」俺たちは礼を言って診察室を出た。
「ああ、ノンくん、夕方待ってるよ」ノンちゃん先生が言った
「ええ、お邪魔します」俺は軽く会釈をして扉をしめた
「もう、ノンったら、またトランクスの中で出しちゃうんだから、ママお洗濯大変」麻衣さんがにこやかに言った。
「ねえ、俺がいない間に何かあったの?」
「ナイショ、だって言うとノンまたいっちゃうから」麻衣さんは俺の耳元で囁いた。
病院を出るころトランクスが冷たくなってきて変な格好で俺は歩いた
「ふふ、ノンってほんと可愛いね」麻衣さんはとても機嫌がよかった。車に乗ると麻衣さんは俺の頬にキスをしてきた
「ノンちゃん先生ね、みなみ先生いわく、妊婦フェチなんだって~」
「えっ?そんな言葉聞いたことないよ~」俺も思わずにやけてしまった。
「妊婦さんが大好きで、よく婦人病院に遊びに来ては、みなみ先生に叱られるんだって。いたずらっ子みたいって、まりんちゃんが言ってた」
「それで、麻衣さんはいたずらされたの?」俺は何気なく聞いたその言葉に後悔した
「されたよ」
「えーーーーーーーー」俺は大きな口を開けて麻衣さんを見つめたまま動けなくなっていた
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