待合室で待っていると里帆さんが現れた
「まだ診察中ですか」
「そうです」
「先に出されたってことはバストのマッサージでもしてるのかな」知的な印象の里帆さんは年齢より10歳くらい若く見えた。
「夫から色々きいています」里帆さんは俺の横に腰掛け、声をひそめた
「みなみを抱いてくだすったんですよね」
「はい」俺は申し訳なく思い、声が小さくなっていた
「主人ったら次の日興奮して大変だったんです」
「そうですか、俺もすごく興奮しちゃました。美雪さんご存じですよね」
「ええ、義理の叔母にあたります。彼女と仲良くしてくださってるんでしょ」
「ええ、みなみさんを抱いた後、ご主人から提案があって、その俺の妻をって話になってメチャクチャ興奮して、美雪さんと何度もしてしまいました」
「若い人は元気ですね。今夜楽しみにしてます。特に娘たちが。わたしもお相手したいんですが、こんなおばあちゃんじゃいやですよね」
「そ、そんな、とても素敵ですよ」
「ありがとうございます。夫が望むならあなたになら抱かれます。でも基本的にわたしレズビアンなんです。あなたの奥様も経験あるような感じですね」
「わかるんですか?」
「ええ、女性を見る目がノーマルな女性と違うんです、それではこれで」里帆さんはさっそうと歩き出した。美しい後ろ姿を見送りながら、ぜんぜんいけると俺は思った
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