「美雪さん、お風呂借りますね」
「ええ、ごゆっくり」美姉弟バスルームに消えた。
「どう、実の姉弟のプレイは」
「凄い興奮します」
「そうよね、わたしもわかってはいたけど凄い興奮してる」美雪さんがキスをせがんだ。
「ふたりのこともっと詳しく話すね」しばらくすると美雪さんは話はじめた。手はずっと俺の手を握っていた
「みなみちゃんはあなたと同じ、29歳、ノンちゃんは二つ下の27歳、みなみちゃんは松田婦人病院の産婦人科の女医さん。ノンちゃんは松田総合病院の内科医で、週2回婦人病院に応援に行ってるわ。まりんちゃんは婦人病院の看護師なのは知ってるわね」
「ええ」
「そこで、あなたの最初の赤ちゃんになる、みなみちゃん、ちょっと紛らわしいけど、前の山田君の奥さんが出産予定、そしてあなたの奥さんの麻衣さんも半年後に出産予定よね」
「そうですねだいぶ縁のある病院ですね」
「そう、その病院の院長は前にも話したけどわたしの母違いの姉、松田美保、その病院のマネジメントディレクターの里帆さんは姉の公私に及ぶパートナーで、彼女が40歳の時にノンちゃんの最初の赤ちゃんを出産したの」
「ええ~、かなり年上ですよね」
「そう、ノンちゃんがまだ高校生の頃、二回り年齢は違うはず」
「すごい、家が15歳上だけど、それ以上だったんだ」
「感心してる場合じゃないわよ、その後にもう一人、里帆さんはノンちゃんの赤ちゃんを産んでるの、その時は籍を入れたけどね。それから、ノンちゃんの赤ちゃんを姉のみなみちゃんが出産、さらにノンちゃんには妹もいるんだけど、その妹も二人ノンちゃんの赤ちゃんを出産しているわ、彼女も女医で現在は松田婦人病院の整形外科医として活躍しているわ」
「すごい、お医者さん一家だ、子だくさんなんですね」
「そうね、でもあなただって十分子だくさんになりうるわよ、すでに二人は決定しているし、わたしだって赤ちゃんできてるかもしれないし、それに、さやかちゃんにも責任とってあげないといけないし、そのうちまりんちゃんだって赤ちゃん欲しいって言ってくるかもよ」
「そんな~」俺は頭が混乱した
「でもあなたの周りの女性陣だってあなたを全面にたよる人たちばかりじゃないから、あなたはそれほど苦労はしないと思うけど」
「そうですね。俺は素敵な女性に恵まれました」
「それで、相談なんだけど、松田紀之くん、通称ノンちゃんの子供って全員女の子なのよね、偶然だと思うけど」
「そうなんですか」俺は驚きを感じた
「あなたは少なくとも、みなみちゃんとの子は男の子だってわかってるわけだけど、松田家に力を貸してくれない、松田みなみちゃんを妊娠させて欲しいの」
「ええ~」俺が驚きの声を上げたとき、美姉弟が戻ってきた
「美雪さんお先すいません」みなみさんが言った。多少の照れくささがあるのだろう、俺とは目を合わせなかった
「それじゃ、ノンくん、わたしたちもシャワー行こう」美雪さんは俺の手を引いて立ち上がった
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