「えっ?」俺は固まっていた
「ふふ、おばちゃんたちの情報網をあなどってはいけない!」美雪さんはどや顔でさらに俺に迫った
「それから~、す・ぷ・らっ・しゅ・キス」キスの部分で美雪さんは俺の口唇をペロリと舐めた
「あの~、それ、誰からの情報ですか?」俺は恐る恐る聞いた
「もちらん、由実さんと麻衣さんからじきじきに」恐るべし!おばちゃんたちのネットワーク!
「聞いたとき、わたしもスプラッシュしちゃうかと思ったわ~」
「はあ~、俺のプライバシーは…」
「無いわ!」美雪さんはきっぱりと言い切った
「だって、ノンくんはみんなのものなのよ、情報は共有させてもらうわ。それがわたしたちの停戦条件だもの」
「はあ」
「もう、いましてとはいわないから、とりあえず、とろけるキスでわたしの火照りをしずめて」美雪さんは俺の腕の中に身を預けた。俺は色白美人奥様を抱きしめ、口唇を吸った
「良かった、やっぱりノンくんのキスは最高!」美雪さんは満面の笑みだ。
「ところで美海さんの話は?」俺は話題を変えた
「美海ね、あの一件の後、1週間ほど行方をくらませてたの」
「そうだったんですか、で、どこにいたの?」
「山田くんち」
「えっ?」
「あの子、アフターピル飲まなかったんだけど、結局赤ちゃんは出来てなかったみたいだから、安心して、でね、それが縁で、今二人は付き合ってるの」
「えっ、ええ~!?」
「わたしもびっくりよ、山田くんは主人と付き合ってたじゃない、でも基本は3人でプレイするから変わらないみたいだけど」
「世間的にはふたりはお似合いですけどね」
「そうよね、というわけで、ノンくんのお泊り会は、由実さん、さやかちゃん、わたしの3人でローテーションを組むってことで」
「はあ、まあ、まじまじといわれると照れますが」
「そうよね、とりあえず今週のさやかちゃんとはどんな感じにするのかしら、そのほら、来週のわたしと内容がかぶらないように…」
「興味本位ですよね」
「はい!」俺たちは顔を見合わせて吹き出した
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