一週間後の土曜日、俺はみなみちゃんとまりんちゃんの家を訪れた。
「いらっしゃい、ノン君」みなみちゃんが笑顔で迎えてくれた。
「ノン君~」まりんちゃんが俺に抱きついた
「まりん、お行儀よくしなさい」
「は~い」俺は二人の関係を微笑ましく思った
ソファーに座ったみなみちゃんはお腹をさすりながら言った
「たかゆき、パパ来たよ~」
「えっ?」
「お腹の子、たかゆきって名前にするの」みなみちゃんは嬉しそうだ
「みなみとあたしで考えたんだよ」まりんちゃんがお茶を運んできた
「ねえ、パパ、ハグしてよ」みなみちゃんが両腕を元気よく伸ばした。それは出会ったころのみなみちゃんの仕草だった
「みなみちゃん」俺はみなみちゃんとお腹の中の子を抱きしめた
「パパ、とろけるキスして」もうすぐ母となるみなみちゃんは出会ったばかりのころの可愛さのままだった
「みなみちゃん」
「パパ」俺への呼び方は変わっていた。俺はみなみちゃんの口唇を吸った
「んん、とろけちゃう、パパのキスは最高」みなみちゃんの身体の力が抜けていった
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