15分後、ホテルに着いた。ロビーには、ひとりスマホをいじるまりんちゃんの姿があった。
俺が近づくと元気な笑顔を見せた。
「来てくれると思った、お部屋行こ」まりんちゃんは俺の手を握りエレベーターに向かった
「まりんちゃん、ここに泊まってるの?」
「ふふ、お部屋に着いたらおしえてあげる」
エレベーターが止まったのはスイートルームの階だった
「まりんちゃん、いやな予感がするんだけど」
「まりんのこと嫌い?」大きな瞳で見つめられると何も言えなかった。
「ここだよ」ドアが開いた。中に入ると、やはり美雪さんが待っていた
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