「お前の子供だろ、喜んで認知するって言っといたよ」
「すまんな」
「仲間だからな」山田は足早に歩き出した
「朝から仲いいのね、みなみちゃんと」少し遅れて麻衣さんが追い付いてきた。一緒に住んでいるが出勤は別の車だ
「おはよう」由実さんが爽やかな笑顔で声をかけてきた
「まだ少しお尻痛いの」由実さんは耳元で囁いた
10時の休み時間、会議終わりで山田が話しかけてきた
「病院でお前と麻衣さんを見かけたんだってさ。それでお前が結婚したった悟ったみたい。でも子供の将来のために認知して欲しいって俺に頼んで来たんだ」
「そうか、すまないな」
「気にすんなよ、ゆうべも楽しかったし」
「ああ、俺、癖になるかも」
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