「親睦会に家族も連れて来てもいいですか?」朝礼が終わると松田さんが山田に尋ねた
「問題無いと思いますよ、ねぇ課長」
「ああ、いいんじゃないかな」
「でも、松田さん、お子さんいませんよね」
「ええ、子供のみたいな主人を連れて行きたくて」
「え~、社長さんを」課長が驚いた
「ダメですか」松田さんはすかさず課長にボディタッチ、
「あの、皆に粗相のないように伝えてくれたまえ、山田くん、町田くん」
「ありがとうございます、課長さん」松田さんは課長に軽く身体を密着させた
「いえいえ、松田さんのためならお安いごようですよ」課長は鼻の下を伸ばしていた
「そんなわけで、さやかちゃんもどうですか」松田さんは定例ミーティングで村松さんに言った
「どうする、連れて行く?」村松さんは俺に聞いた
「ん~、大人たちの雰囲気をちょっと味わうのもいいかもしれませんね」俺が言うと
「さやかちゃんも視野が広がっていいんじゃない、ノンくんは終始でれでれでしょうけど」そうなんです、天使が近くにいてくれるだけでハッピーなんです
「ノンくん、顔に出てるよ~」松田さんが俺の鼻をつまんだ
「いいな~明日お泊まりだし」中嶋さんが俺の頬を突っつく
「ほらほら、からかってないで打ち合わせ、仕事が増えるんだから」
「鬼の村松復活!」その朝は珍しく天使のフェラの話題は全く出なかった。
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