会社に到着すると俺たちはまずは課長に報告し、その後、製造のツートップに報告した。美雪さんはしきりに俺の成果だと褒めたが俺はてれくさかった。
「ノンくん、この後今後の展望を二人で打ち合わせしたいんだけど、いい?」5時なって美雪さんが俺の肩を叩いた
「いいですけど、麻衣さんに言っとかないと」
「へへ~、もう言っちゃった。今夜はわたしがお預かりします」
2人で個室の店に入った。
「今夜のホテルは取ってあるんですか?」
「もう、疑ってるの?今夜はノンくんが良く知ってるホテルにしよう」
「それならいいですけど」さすがにこれ以上覗かれるのはごめんだ。
「そうだ、報酬いくらだった?」
「まだ見てないですよ」俺はスマホを取り出し、ネットバンクのアプリを起動した
「一、十、百、千、万、十万、百万、・・・」ゼロの数を数を数えて俺は絶句した
「い、い、一千万円」俺は声が震えていた。
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