「おい、町田」3時の休み時間、山田が声をかけてきた
「松田さんの履歴書見たか?」
「いや、別に俺管理職じゃないし、山田もそうだろうけど」
「俺は内定が出てるら、総務に見せてもらったんだよ」
「そうか」
「松田さん、O茶の水女子大卒、しかも経営学専攻だぞ」
「まじて!」俺はそんな高学歴で、パーフェクトボディで色白な美人奥様とあんなことこんなことしてたわけ~
「それだけじゃないよ、あの人が旦那に頼めば、家の仕事、いくらでも増やせるらしいよ、何しろ家の最大のお客様の社長婦人だからな」
「おい、俺何か震えが止まらなくなってきた」
「さっき言ってた親睦会、課長が気を使って、俺とお前で幹事やれってさ」
「そうか、頼むよ」
「おい、大丈夫か?」
「ああ」俺が放心状態でいると中嶋さんがやって来た
「オタク、どうしたの」
「何か松田さんの話ししてたら急に」
「わかった、あの人のことはあたしたちの方が知ってるからまかせて」
「お願いします」山田はそそくさと事務所に戻った
「ノンくん、大丈夫」
「うん、松田さん、俺失礼なことしてないかな?」
「もしかして山田に旦那の話とかされたの」
「そうです」
「何真剣な話してんの」村松さんも加わった
「松田さんの旦那の話を山田にされたらしいです」
「ノンくんは心配しないで、まずはあたしたちの問題なの。生産能力をどうやってアップさせるかが先なのよ」
「ノンくんは今まで通り松田さんと接して、即69とか、連続生中出しとかね」
「知ってたんですか?」
「あなたの情報は全部筒抜けよ」麻衣さんが笑い、由実さんも微笑んだ
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