「助手席開けてもらっていいかしら」俺はドアロックを外した。松田さんが座るといい香りがした
「麻衣さんが好きな香りなの」俺が鼻をひくひくさせてるのを見て松田さんが言った。それにしても色っぽい。作業服のときとは別人だ。
「今日睨んじゃったりしてごめんなさい」
「いえいえ、村松さんや中嶋さんで慣れてますから」
「わたしと麻衣さんの関係知ってるでしょ、麻衣さんが苦しむ元凶を連れてきたあなたが憎かったの」松田さんは俺を見つめた
「でもね、さっき麻衣さんの部屋に呼ばれて、みなみちゃんの手紙読ませてもらって、あなたが大好きになったの」柔らかい手が俺の手を包んだ
「麻衣さん、きっとあなたが来るだろうから、今夜は会いたくないって伝えてって言ってたわ、明日の朝の定例会議であなたに元気をもらうから、それまではそっとしておいてって」
「わかりました」俺は松田さんを見つめた。美しく過ぎる!みるみるその顔が近ずいて、口唇が俺の口唇に触れた。
「今夜はわたしに麻衣さんの代役としてご奉仕させて」この状況、幸せすぎる~
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