昼休み、山田が村松さんたちに呼び出された。15分後に山田が戻ってきた。
「町田、今夜みなみを中嶋さん家に連れて行ってくれ、だけどみなみには気をつけたほうがいい」そう言って席に着いた。3時の休み時間、中嶋さんがいったんみなみちゃんを預かることになったと聞いた。
「ノンくんが迎えに行ってあげて」
「わかりました、中嶋さんよろしくお願いします」俺はみなみちゃんにlineを入れた。一週間分の着替えを用意しておくようにと
7時にみなみちゃんを連れて中嶋さんのマンションに着いた
「中嶋さん、よろしくお願いします」
「ああ、よろしく、カレー作ったから三人で食べよう」
「おじゃまします」俺はみなみちゃんと一緒におじゃますることにした
「いい匂い」俺がカレーの匂いを嗅いでいると
「ノンくん、助けて」麻衣さんの声がした。慌ててキッチンに行くと、みなみちゃんが麻衣さんの口唇を奪っていた
「みなみちゃん、何してんの!」俺は声を荒げた。みなみちゃんが口唇を離して俺の方を見た
「この子、可愛い子猫ちゃんよ、ノン君、あたしビアンなの。タチだから、ネコの子見るとわかるのよ」そう言って麻衣さんの髪を撫でるみなみちゃん。俺を見る麻衣さんの目がトロンといていた
「さあ、麻衣、ノン君とお食事しましょ、その後で可愛がってあげる」みなみちゃんが麻衣さんの耳を舐めた。すると麻衣さんは子猫が親猫に舐められているように目を閉じ甘えた表情になっていた。山田が気をつけろと言っていたのはこのことだったのた
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