「はあ、へ?」
使う、ということは…この異形のモノを裕美子のアソコに?
見様によってはグロテスク極まりない、布袋竹を裕美子に抜き挿しし、その刺激であれほどの連続イキをしていた、と…
「あのう、さっきお気に入りって…」
「そうだよ、まだ有る」
壁際にズラリと吊るされた和竿、十数本は有るだろうか その全ての握り、グリップは布袋竹だった 変態だ 変態夫婦だ
「あれは裕美子の竿だと言っただろう、そういうことだよ」
秀之は真顔で呟いた その表情は、昼間とうって変わって仄暗い影を見せている 裸電球がチカチカ、と一瞬明滅した
「さ、話は終わりだ タカ、どうせお前さん、今夜はどこかで野宿でもする気だっただろう?泊まっていけ」
「今日会ったばかりの自分に良くしていただいて有り難いのですが…」
「いいから早く風呂でも入ってこい 飯にするぞ」
秀之は半ば強引に離れから自分を連れ出し、台所で晩の支度をしていた裕美子に声をかける
「タカな、今晩泊まっていくぞ」
「ちょうど良かった、洗濯物、濡れちゃったからまた洗い直した所なのよ」
どうやら晩飯は裕美子が支度しているようだ 昼間のカツ丼を思い出し、心の中で安堵した
同時に、背を向けている裕美子の尻に目をやる こんな可愛らしい人が、あんな…
「あいつの尻、良いだろ?」
秀之が小声で囁き、ニヤリと笑った
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