裕美子は、まとめた髪を振り解き、浴衣を脱ぎ払った
絹のように細やかな白肌 乳房は豊かに盛り上がり、桜色の突端はツンと上を向いている コーラの瓶のように括れたウエスト、巨大な白桃の如く豊満な尻 控え目だが黒々と茂った体毛… 思わず、ゴクリと唾を飲んだ
「裕美子は傷物なんかじゃ無かったよ…それは俺が保証する」
「貴方…恥ずかしい…」
恐らく、初めての証しは秀之の手によるものだったのだろう… 例えそれが異形の男性器によって証されたものでも、だ…
「タカ、後一度しか聞かない…どうだ」
「ヒデさんは、良いんですか?自分は御二人と今日初めて会った人間ですよ?」
「お前さん、去年からこの沢に入り浸りだったろう?釣りしてる姿を何度か見てるよ…釣った魚の扱いや道具を大事にしてる所を見れば、どんな奴か、大体分かるさ」
「タカちゃん…」
「あの、とりあえず服、着て下さい」
自分の言葉を聞いて、秀之と裕美子は少しがっかりした様子を見せた 卓袱台の対面ににじり寄り、二人の前で改めて正座をする
「あの、宜しくお願いします…でも今からいきなりって訳には…」
「そうか、そうだよな…うん」
秀之はがっかりしたような、少し安心したような、複雑な表情をしていた
「よし、じゃな、今日から裕美子と一緒に寝るんだ 俺は作業場で寝る」
秀之はそそくさとそば殻の枕を持ち、離れに消えていった 茶の間には、裕美子と二人きりだ
「タカちゃん…」
裕美子が正座のまま、深々と頭を下げた
「宜しくお願い致します」
先程、いきなりは云々と格好を付けていた自分だったが、既に痛いほど勃起していた あまりの節操の無さに、自分が情けなかった
「今日は遅いし、もう寝ましょうか」
奥の間には、仲良くくっついた布団が 二組敷いて有った
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