ノンジャンル 官能小説

エピソード4―1


僕も小学3～4年生くらいのある日の事
この頃になると遊ぶ相手はクラスメートが
メインで遊ぶ内容は野球やサッカー
女の子なんかと遊んでると結構な確率で
からかわれたりする。
ほとんど女の子と遊ぶ事はなかった。
(僕が3年生の頃に妹は生まれたが…)

この日も近所の空き地でみんなでゴムボールで
野球をやっていた。
バッター、ピッチャー、キャッチャー
その他の数人は守備担当
それを替わりばんこにローテーション。

そんなに大きな空き地でもなく
周りは住宅に囲まれている環境、
ちょっと大きな当りを打つとすぐに
他人の家の庭まで飛ばしちゃう
それをこっそりバレないように
声を殺して息もあまりせずにボールを探しに行く
(これはだいたい外野を守っている子の役割)

他人の家の窓や壁に当たって
バレて怒られることもしばしば
(ゴムボールなので窓が割れることは無かったが…)
毎日が野球メインの生活だった。

そんなある日…空き地に行ってみるも
今日は誰も居ない…
(携帯もない時代だから簡単には連絡も取れず)

1人でブロック塀に向かって壁あてをしていた。
30分くらいしていただろうか、投げたボールが
ブロック塀を超えて民家の庭へと入ってしまった。
(やべ～どうしょ～う…)
幸い窓や家の壁に当たった音はしていない…
それでも庭に忍び込む時は毎回ドキドキした。
僕は息を殺してそーっと忍び込む
確かこの家にはお爺ちゃんが居て
結構ガミガミとうるさかったよな～
ブルーな気持ちのまま僕は音を立てないように
庭への侵入を成功させた。


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