ノンジャンル 官能小説

エピソード2―5


「ハアハア…ハアハア…」
狭い押し入れの中は動く2人の体温で
ムンムンと熱気を帯びていた。
アキちゃんのおでこは少し汗ばんでいた。
体の力が抜けてるのかアキちゃんは
体をダランとさせていた。
フリフリのスカートは履かせたままで
チェック柄のパンツを僕は脱がせた。
目の前にはツルツルのお肌そして1本の縦筋が
僕は筋に沿って上下に動かす。
「お、お兄ちゃん…こちょばしいよぉぉ…」
「シーっ！声を出したら鬼にバレちゃうよ」
僕がそう言うとアキちゃんは口を真一文字にして
声を出さないように耐えていた。
(それでもうぅぅ…と小さな声を出した。)
何故か僕の心臓はバクバク、ドキドキ…
下半身もなんだか…気持ち良かった。
どれくらい時間が経ったのだろう…
居間の方から1人の子が
「どこ～？もうわかんないからこうさ～ん！」
「もう外に行って遊ぼ～」
もう1人の子が言って《バタン！》
ドアの開け閉めの音が…
僕とアキちゃんも服をなおして押入を出る
「もう1回キスして」
僕が言うとアキちゃんはなんのためらいもなく
チュッとキスしてくれた。

そして僕達も先に出ていった2人を
追いかけて外へと飛び出した。


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