「ヒデさん、結局今朝の事はどうなったのか、教えて下さいよ」
「ん?…ああ、後で、な」
今夜は十三は店に現れなかった 裕美子が最後の客を駐車場まで見送っている
「うちの旦那、居る?」
ガラリと戸が開き、昨夜同様に千代子が現れた こうして毎晩、旦那を連れ戻す為に奔走しているらしい 自身は他の男に抱かれていても、旦那の浮気や遊びは許せないのか、この辺りの飲み屋などを巡ることが日課になっていた
「重さんは今夜は来てないよ」
秀之が厨房から千代子に話しかけた 千代子は秀之と自分を交互にねっとりと見つめると、ずかずかと厨房に入り込んできた
「あ、昼間は有り難うね、タカ君っ」
「? なんだ、タカ、千代子さんともう知り合いなのか?」
「え、ええ、まあ」
千代子は秀之と自分、二人揃っている所に近付いたかと思うと、両手で二人の下半身をむず、と掴んだ
「今度は二人まとめて、相手するのも良いわねぇ…アハハ」
※元投稿はこちら >>