四十半ば程の歳だろうか、全体的に良く肉のついた、典型的な体形だったが、胸だけは良く張り出していた 小さな向日葵柄のノースリーブのワンピースの丈は、歳の割には短めだ 取り立てて美人でも無いが、妙に艶の有る顔立ちだ
「えっと、確か昨夜の」
「そうよ、千代子って言うの、貴方タカ君でしょ?今日、お店どうしたの?」
「ちょっと臨時休業みたいで…」
まさか千代子に話す訳にもいかない 答えをはぐらかした
「あ、そう…ならタカ君、暇なの?そろそろお昼だし、ご飯食べに行かない?ちょっと約束すっぽかされてアタシも暇なのよ」
返事をする間もなく、グイと腕を掴まれた 距離が近い…左腕が、千代子の豊満な胸に押し付けられていた
「良いでしょ?」
千代子の舌が、自身の上唇をヌルッと舐め上げていた
「そう、タカ君、良いわっ…あん、もっと突いてっ」
少し弛んだ肉を揺らしながら、千代子が四つん這いで喘いでいた 食事も出来るからゆっくりしたいと引っ張られた先は、街外れのラブホテルだった 一昨日から裕美子と連日交わっていた身体は、触ればすぐ反応してしまう程敏感になっていた 自分の四駆に乗り込んだ千代子に助手席から隠茎を刺激され、言われるがままにラブホテルの駐車場に滑り込んでいた
「本当は今日ね、テレクラで知り合った男と待ち合わせてたの」
「テレクラ?」
現在のような出会い系サイトが無かった当時は、見知らぬ男女が欲望を満たす場としてテレクラが隆盛していた 旦那の重とは随分していないらしく、時折利用しては欲求を解消しているらしい…
「でもね、タカ君が偶然居たから、アタシがすっぽかしちゃった、アハハ」
「貴方、本当に若い頃のヒデちゃんに似てるわぁ、裕美子ちゃんには内緒だけどね、昔、若い頃のヒデちゃんとエッチしたこともあるのよ、アハハ」
秀之がまだ大怪我をする以前の話だろう
「裕美子ちゃんと付き合いだしてからは全然構ってくれなくなっちゃったけど、ね」
千代子は秀之が不能で有ることを知らなかった
安っぽい内装、カビ臭い浴室、あからさまな薄いピンクの照明 ベッドに押し倒され、千代子がのし掛かる
「あの二人、毎晩やりまくってそうだから、タカ君、悶々としてるんじゃないの?」
強引に胸に手を押し付けられ、ズボンを脱ぐ手間も惜しそうに隠茎をまさぐられる
「フフ、これ、これが欲しいの、タカ君…」
千代子の口淫は凄かった あっという間に隠茎は怒張していた 笠を口に含みながら茎を扱き立て、口内では絶え間無く舌が這い回る 頬がへこむ程の吸引で血流が隠茎に流れ込み、ビクビクと脈を刻んでいる
「タカ君も、お願い」
千代子が身体を回り込ませ、目の前に千代子の陰部が迫る 赤黒く淫水焼けした肉の割れ目からは、鶏冠の様に隠核が飛び出している
「千代子さんのここ、凄くいやらしいです…」
「いやん、早く舐めて?」
言い終わる前に、千代子が尻を沈めてきた 顔面に擦り付ける様にグネグネと尻が動く 動きに合わせて舌を突き出すと、ビクッと尻が痙攣した
「タカ君、上手よ」
実態は千代子自身が捩れているだけで、ほぼ千代子自身の動きだけで千代子が果てた
「タカ君、若いのにエッチ上手なのねぇ…このままお口で出す?それとも…おまんこに入れる?」
欲望に忠実な、脂の乗りきった豊満な身体…
直接的な物言いもまた、刺激的だった
「千代子さんのおまんこに入れたいです…」
千代子が妖しい笑みを浮かべる
「来て…」
肉欲と肉欲がぶつかり合う、お互いの欲求を満たす為だけの交わりだった 隠茎を突き立て、肉壺が締め上げる 快楽だけが二人を繋いでいた
「千代子さん、おまんこの中気持ち良いですっ」
「おチンポ気持ち良いっ、もっと突いてっ」
「中、中に頂戴っ」
「!」
怒張した隠茎から、ドクドクと精が放たれる 頭の中が真っ白になる 理性は吹き飛び、肉欲だけが二人を支配していた
「タカ君、今日はこんなオバサンに構ってくれて有り難うね、また遊びに来たら、連絡してね?」
中年を過ぎても、女は女…自分を抱いてくれるなら、誰でも良かったのだろう…千代子の顔は、どこか寂しそうだった
夕刻過ぎ、千代子を街中で降ろし、呆けた顔で食堂に戻った
「おう、タカ、遅かったな」
「タカちゃん、お帰りなさい 夜はお店開けるわよ、さあ手伝って頂戴ね」
秀之と裕美子が、何事も無かった様に仲良く支度をしている 今朝の事はどうなったのか、聞く間もなく店が開いた
ガラリ 戸が開く
「いらっしゃい」
裕美子が客に微笑んでいた
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