「でもね、タカ…」
「?」
「ここじゃ、ダメ…ここは パパとママのお部屋だから…」
絵美子が、南部箪笥の方を向き、ある引き出しをじっと見ている… おそらく、自分の陰茎を複製した性具が収められているのだろう…
「分かった…今日は絵美子の言うことを、何でも聞いてあげるよ?」
足首を掴む、絵美子の手に 力がこもる
「…連れてって…」
絵美子の声が、震えている…
「山の上、あのトイレに、連れてって…」
「ばっ、なん、…あのトイレ、か!?」
(何故? 絵美子…何故だ…)
学校指定のブラウスに、紺のプリーツスカート あの時と同じ服に着替えた絵美子が、助手席でガタガタと震えている
「なあ、絵美子…やっぱり…」
「怖い…怖いよ、タカ…でも、初めてはあの場所じゃないとダメ…」
絵美子の母、裕美子もまた、過去に特定の場所に執着していたことを思い出す… 血筋が そうさせているのか…自分には分からなかった
養鱒場を通り過ぎ、山頂の展望場に 着いた
真新しい通学用の白いスニーカーを履いた絵美子が、車から降り立った
展望場には、白いワンボックスカーが一台停車していた 絵美子がその車に気付くと 小さな声で あ、あ、 と呟きながら硬直してしまった
「大丈夫…ただの家族連れだよ…」
優しく絵美子の肩を抱き、緊張を解いていると、やがてワンボックスカーは麓へ降りて行った
「タカ…あの時と同じにして…あの時と同じことをタカと、タカとしたいの」
拙い言葉で懸命に懇願する絵美子を、きつく抱き締めた… 刻まれた凄惨な記憶を 絵美子は絵美子なりに克服したいのだろう… 好きな相手と記憶をなぞることで、少しでも傷が癒えるなら、そうするのが絵美子の為なら…
ガクガクと 歩くのもままならない絵美子を支えながら、ステンレス製の吊り扉の前に立った 綺麗に掃除が行き届いているが、ボコボコに凹んだ跡は消しきれない…
「良いかい?」
「うん、タカ…アタシに乱暴、して…」
絵美子をトイレに引き入れ 扉の鍵を、閉めた…
鍵を閉めた途端に、頭の中でキーンと強い金属音が響いた…次に何をするのか、自然と身体が動いていた
「絵美子…」
「うん、そう…こうするの…」
壁際にしゃがみ込んだ絵美子の頭が、丁度下半身の辺りにくる 壁に貼られたタイルが、絵美子の頭の位置で何枚もひび割れている…
絵美子がズボンに手をかけ、ジーンズのボタンを外した 今、目の前で陰茎を取り出し、弄んでいるのは、まだ中学生の、実の娘…
異様な背徳感と興奮が、身体中から陰茎に流れ込んだ
(実の娘に欲情しているのか、自分は…)
はち切れんばかりに膨らんだ陰茎を、絵美子が口内に飲み込んだ…
「タカ…動いて…アタシを滅茶苦茶にするの…」
「絵美子…絵美子…」
身体が勝手に動き、絵美子の頭を掴んで腰を打ち付ける 絵美子が苦しそうにえずくが、快感が勝り、腰は止まらなかった
「ゴホッ、ウ"ゥッ」
「お、おおっ」
快感の波が押し寄せ、陰茎の奥から逼迫感が溢れた
絵美子の喉奥深くに 実の娘の口内に 射精した…
「ウ、フウ…タカ……気持ち良かった?」
「絵美子…大丈夫、か?」
口の端から実父の精液を溢しながら、絵美子が微笑んだ
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