「十三さん…勇って誰なんだ?」
トヨタの古い四駆を操る十三に 秀之は問い掛けた キツい勾配をトルクの有る走りで飛ばしながら、十三が口を開く
「昔の話だ…勇とオレはつるんでて、な…裕美子を襲ったのも、野郎だよ…」
「…!そいつが絵美子を拐ったのか!」
「また、分からんよ…ただ、勇の乗った車とすれ違ったのは確かだ……舌、噛むなよ? 踏むぞ 」
四駆の速度がまた一段、上がった
山頂の展望場に、ポツンと一台 白いワンボックスカーが停車していた 四駆を横付けし、飛び降りた秀之が車内を覗き込む
「絵美子のスニーカーだ…」
秀之の顔色が、みるみる白くなって行く…
「絵美子! 絵美子何処だ!?」
十三が作業用の腰ベルトを荷室から取り出した ホルスターには小型の鉈が納められている
「ヒデ、勇は頭のネジが飛んでる 気を付けろ」
駐車場の外れに建っているトイレから、ガタン、と何かの音がした 秀之と十三が近付くと、中に誰かの気配を感じた…
「絵美子!絵美子 中に居るのか!?」
十三が、静かにホルスターから鉈を取り出す…
「まだこっちの味見が済んで無えからな、ヒヒッ」
ピクピクと痙攣の収まらない絵美子の股を割り、勇が身体を被せる
捲れ上がったスカート、引き千切られたショーツ、ボタンが弾けたブラウスからは、ずり上がったスポーツブラが見え、まだ膨らみ始めたばかりの胸には 蕾のような可愛らしい突端が覗いていた
「白目剥いて無えで、起きろよ」
勇が絵美子の頬を叩く 絵美子の目の焦点が、徐々に定まっていく…
「反応が無いとつまらねえからな?ヒヒッ」
絵美子が状況を理解し、絶叫した
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