同時刻、絵美子を中学校の校門まで送り付けた秀之が、軽トラの中で絵美子に話しかけていた
「なあ、絵美子…クラスに好きな男の子とか居るのか?」
「別に…クラスの男子はガキっぽくて嫌になっちゃう…アタシ、タカが良いのっ」
絵美子くらいの年齢だと、同年代の男子は異性として物足りないのだろう…
「だからと言って、絵美子だってまだまだ中学生だろう?タカには婚約者だって居るし、タカも困ってるぞ?」
「知らないっ…パパの馬鹿っ」
絵美子は軽トラから逃げるように降り立ち、これでもか、というくらいに強くドアを叩き閉めた
「おい、車 壊れちゃうぞ」
振り向きもせず、絵美子は校舎へ駆け出して行った
「……」
(あのメスガキ、なんか見覚え有るな…)
幹線道路を挟んだ向かい、土木の建設会社内に建てられたプレハブ小屋の二階から、一部始終を勇が覗き見ていた
仕事が休みの日は、中学校の体育授業を双眼鏡で眺めながら 女子中学生を犯す妄想に耽るのが、勇の密かな楽しみだった 気に入った少女を見つけ、自慰で妄想を発散させていたが 勇の嗜虐癖はそれでは収まらぬ程に膨らんでいた
(あのメスガキ…やっちまうか…)
勇は下卑な笑みを浮かべながら、上唇をぺろりと舐め上げた…
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