「またその話か…裕美子さんも絵美子ちゃんも、師匠も、自分を家族みたいに良くしてくれるし、皆 好きに決まってるさ」
「アタシの好きは、その好きじゃ無いよ」
勿論、分かっていたが どうにか話を逸らさねば…
「タカ…アタシにも、これ、して?」
「!」
絵美子が手にしていたのは、自分自身を複製した、あの張り型だった あれから十余年、秀之は裕美子の為に複製を作り続けていた 今では改良を施されて小型モーターなども内蔵し、市販の性具と何ら変わらない見栄えをしている
「そんなもの、どこで…」
「奥の間の箪笥の隠し箱の中」
南部箪笥にはしばしば、細工が施され、大事な物などを隠せる引き出しなどが付いている物が有る
「パパとママみたいなこと、タカにされてみたいの…」
絵美子の息が荒い おそらく、既に何度かは使用したことが有るのだろう、スイッチを入れ、振動する張り型を股間に押し付けている
「子供が使うようなものじゃ無いぞ、後で返しておくから寄越しなさい」
「嫌、してくれなきゃ今、大声出すよ?」
それは非常に不味い… この状況を秀之達に見られたら…
「ねえ、タカ…本当のエッチはまだ怖いから、これで…」
「小上がりに、おいで」
中学生の、しかも実子だぞ…
心臓の鼓動が、耳の奥で轟音を響かせている…
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