昨夜とは違い、裕美子は能動的だった
不能の夫に奉仕し続け、男性器以外の部分を愛撫する術を、自然と身に付けていた
「タカちゃん、ここ、気持ち良い?」
自分の尻穴に中指をぬるりと刺し込み、グリグリと円を描くように練り上げる 先程射精したにも関わらず、陰茎はすぐに内側から熱い疼きを感じ始める
「裕美子さん…ヒデさんと、いつもこんな…」
「うふふ…主人はね、このまま乳首を舐められるのが大好きなの」
脳裏に秀之の顔が浮かぶ あんな髭面の強面の人が…
「タカちゃん、生のオチンチンて、まるで生き物みたいに勝手にビクビクするのね…」
不能の夫しか男を知らなかった裕美子は、珍しいものを見るような目付きで、陰茎を観察していた
「裕美子さん…お尻、気持ち良いです…」
再度怒張し始めた陰茎を口淫しながら、裕美子の指先が肛内を弄ぶ…
「タカちゃん、また、中に頂戴…」
口を外すと、裕美子は自分に馬乗りになり、自ら中心部に陰茎をあてがった
「は、あぁ…」
深く息を吐きながら、ズブズブと陰茎を飲み込んでいく
豆球の薄暗い橙色の灯りの下、ひとつの肉塊に溶け合った二人 衣擦れと荒い息遣い、肉と肉が擦れ合う湿った音…
このまま、裕美子に飲み込まれて溶け落ちてしまいそうな錯覚に陥っていた
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