「ごめんなさい…タカちゃんの言う通りよね…異常なお願いをしているのは私達なのに…」
浴衣を着付け直し、畏まるように座を正した裕美子の両拳が、太股の上で固く握られている 自分の中で、仄暗い衝動が黒い焔の様に小さく揺らめき始めていた
「良いんですよ、自分は只の慰み物、変態夫婦の玩具なんですから…」
「!…そんなこと…言わないで…」
哀しげな瞳が潤み、今にも滴が溢れそうな裕美子の背後に回り込み、耳元で囁いた
「だって本当の事でしょう?沢であんな物を使ってイキ狂ってるなんて、立派な変態ですよね?」
「ああ…ごめんなさい…」
裕美子の表情が変化し始めた 今、この場の緊張感や自分に対する恐れが、裕美子の中では性的興奮に変換されていた 正座しながらも、白桃のように丸く豊かな尻がもぞもぞと動いている
「どうしたんですか?」
背後から浴衣の襟に手を差し込み、張りの有る乳房の突端をきつく捻り上げる
「ひっ…ごめんなさい…」
裕美子の身体がビクビクと痙攣した 首元がみるみる紅潮し始め、瞳が潤み、半開きの唇が震えている
「やっぱり裕美子さんは変態だ、なんで謝りながら感じてるんですか?」
「…へん…だ…です…」
「?」
「…変態、だから…です…」
既に浴衣の前ははだけ、座した脚は崩れて股は割れていた ハッ ハッ と呼吸は荒く、腰は妖しく捩れている
「タカちゃん、ごめんなさい…疼くの…変態おまんこ、疼いてる…」
裕美子の口から、四文字の卑猥な名称を聞くのは初めてだった 仄暗い焔が一気に燃え上がる
「じゃ、脱いで」
裕美子は帯を解くのももどかしげに、浴衣を脱ぎ捨てた 茶の間の隣り、襖で仕切られている奥の間へと膝をつきながらにじり寄る
「違いますよ、こっちです」
裕美子を強引に引っ張り、玄関へと連れて行く
「!?」
「サンダル履いて」
一糸纏わぬ裕美子は、これから何が起きるのかを悟った
「嫌、外は嫌、」
言葉とは裏腹に、裕美子の内股には一筋、ヌルついた液体が零れていた
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