「何ていうか・・おチンチンが・・」
勿論、幼いながら相思相愛の二人は、心身ともに互いを求めていた。
一年間に渡り、少女の性感が開発されていた事実も大きく寄与していたであろう。
少年の手による前戯も的確であった。
事実、少女の性器は充分に解ぐされ、潤っていたのだから。
二人の暖機運転が完了した状態、これは今までにも経験がある。
だが、その状態で二人の性器が直かに接触した経験は初めてであった。
しかも、直前に一度、射精を済ませた少年自身は、容易く果てることはない。
一方、少女の解ぐれた性器から溢れた愛液は、その潤滑油としての機能を十二分に発揮していた。
端的に表現すれば、少女の分泌した愛液に塗みれた少年自身の怒張が、充血して厚みを増した陰核を圧迫していたのだ。
つまり、だ。
「・・おチンチンが・・クリにギュッて・・・・・・サクラさんの・・バカぁ・・。」
・・何でやねん・・。
「ゴメンなさい・・。バカはあたしです。」
先に『圧迫』と表現したが、その表現は生易しい。
本能に根差した行為に他ならない。
少年は少女の敏感な肉の芽に己れの性器を擦すりつける。
少女は少年の熱く猛った肉の棒に己れの充血した突起を擦すりつける。
二匹の幼い獣は我を忘れ、ぐりぐりと互いの局部を押し付けていた。
プちュぐチゅヌちゅぬチャ・・・
・・狂っちゃう・・。
それは少女の理性が失われる寸前であった。
「・・俺で・・いいの?」
・・こくり
問い掛けられた少女は小さく頷く。
他の誰でもない。
今、肌を合わせている少年以外に『初めて』を捧げることなぞ、考えられない。
それも今、この場で、だ。
「・・大好き・・。」
※元投稿はこちら >>