「・・ん、もぉ。痛いなぁ・・。」
「ご、ゴメン・・。」
一文句も二文句も言いたげなサツキの表情が、不意に変わった。
目を丸くしたサツキの視線が注がれているのは、僕の顔ではなく更に下、固く屹立した男根である。
「・・ヌシゃあ・・ワァ・・の・・・?」
「・・え?」
仰向けの状態で河原に寝そべった全裸のサツキ、そして彼女に覆い被さるように身体を重ねた僕。
二人の下腹部は接触こそしていないものの、まるで交接をする為の如く近接していた。
不意にサツキの腕が僕の背中に回され、抱き寄せられる。
ぎゅっ
僕はサツキに抱き締められていた。
まるで蜘蛛の巣に絡められた羽虫のように。
小学五年生とはいえ、これが異常な状況だということは理解出来る。
「サ、サツキ・・離せよ、離せったら。」
「・・ヤヨイ・・・」
サツキの脚が僕の腰に巻き付けられた。
必然的に僕達の下腹部は密着する。
サツキの下腹部から圧迫され、唐突に僕は限界を迎えてしまった。
びくビクッ、びゅビゅびュるビゅ・・・
腰が砕けるような感覚とともに、僕は生まれて初めての射精を体験していた。
あ。
ぁあ。
あぁあ。
僕は身体を反らし、サツキの臍の辺りに大量の精を放っていた。
射精を終え、がっくりと脱力した僕を、サツキは無言で押し退けると川の中に足を進める。
川の流れを利用して身を清めたサツキは、振り向きながら、ふんわりと微笑んだ。
「・・ヌシゃ・・ワァの裸・・で・・・?」
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