京子さんが、迫って来る。
今までは、蟻地獄の様にゲイの世界に滑り落ちた。
初めは、単なる興味本位に覗いただげだった。
女性との過去のトラウマが、甦る。
僕の頭の中は、大混乱です。
単なる性欲の発散が、男性とのセックスのはずだったんです。
女性を抱けないから、男に走った。
これは、言い訳に過ぎない?
正面から女性と向き合って話せない。
女性の優しさや愛情に、応えようってする事を怖がっていただげなんじやあないか?
いろんな事で自身の制御が、できなくなってしまったんです。
「ごめんなさい。
僕の身体は、汚れてるんだ。
神様が与えた男と女の役割をぶち壊してる。」って僕は、凄く興奮して過呼吸に陥った。
京子さんは、素早くビニール袋を口に当てた。
「ゆっくりと大きく深呼吸しましょうね。」って優しく介護してくれました。
「あなたも、いろいろな事の体験が苦しめているのね?」って言われた。
少しずつ落ち着きました。
「とりあえず今夜は、1人でゆっくり身体を休めなさい。
大丈夫私は、隣の息子の部屋で寝ている。
時々覗きます。
今晩は、3人共にゆっくり身体と精神を休めるべきですよ。」って、布団をかけてくれました。
「ごめんなさい、おやすみなさい。」って僕は、眠りに入った。
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