車で駅まで送って貰った。「茉優ちゃんまたいらっしゃいね」と母。「はい…また来ます。お母さんもお父さんもお元気で…」「圭太をよろしくね」「はい…それじゃぁ」と言ってホームに向かった。俺達の姿が見えなくなるまで両親は手を振っていた。電車に乗り込み出発した。「なんかゴメンね…色々手伝わせちゃって…」「ううん…凄い楽しかったよ…」「ホント?疲れなかった?」「うん…皆優しくていい家族だったよ」「良かった…楽しんで貰って」「あんな賑やかな家族なら毎日楽しいだろうなぁ」「結構うるさいよ?」「でも会話があるのっていいじゃない?」「そうだね…」「益々圭太君が好きになったな…」「ありがとう…好きになってくれて…」車内に差し込む日差しの暖かさと、電車の心地よい揺れでいつの間にか2人共寝ていた。…「次は〇〇です」との声に俺は目が覚めた。「茉優さん…そろそろ着くよ」と眠る茉優を起こした。駅に着き電車を降りた。「あ~っ何か凄い寝た感じがする」「暖かくて気持ち良かったからね」駅を出てスーパーに寄って夕飯等買ってアパートに帰った。
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