「ご馳走様でした」「お粗末様でした…足りた?」「はいっ」「良かった…また作ってあげるね」「ありがとうございます…毎日でも食べたいっす」と喜ぶと「喜んでくれると作ったかいがある」と茉優は言った。定時に仕事が終わり皆帰る。茉優と一緒に帰る。電車の中で「茉優さん名演技でした」「圭太君も」と話し笑う。…付き合って以来茉優を家まで送るのが日課になっていた。マンションの入り口で「圭太君いつもありがとうね」「長く一緒にいたいから」「フフっじゃぁまた明日ね」「うん…おやすみ」「気をつけて…おやすみ」ハグとキスをして俺はアパートに帰る。…翌日は仕事納めで1時には終わった。フットサルの方で蹴り納めがあったが俺達は出なかった。夕方、実家に帰る支度をしていると茉優がキャリーを持ってアパートに来た。「圭太君準備出来たぁ?」「もう終わるよ」中に通す。「ご飯はどうする?」「途中で食べて行くからって言っておいた」「そう分かった」準備を終え一服してからアパートを出た。アパートから実家までは電車で約2時間。実家の駅に着きそこからバスで10分。駅で時刻表を見たら1時間もあったので、駅前のラーメン屋に入った。
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