その日の帰り。
「待って~。貴史君、今日も勉強教えてくれない?」
直美ちゃんが笑顔で言ってくる。
でも僕のパンツはカピカピ。早く家で履き替えたい。用事があると断った……残念。
「うん。またね。バイバイ」
あ~直美ちゃん……可愛いなぁ。
家に帰るとまだ誰も帰ってなかった。姉ちゃんも妹も。
急いで洗濯機の前でズボンとパンツを脱ぐ。
「うわ――パンツ固まっちゃてるよ……それになんか臭う」
洗濯カゴに入れようと思ったけど、なんかバレそう。母ちゃんや姉ちゃんに変な目で見られそうだから、風呂入る時にしよう。
家には誰も居ないので、下半身裸のまま新しいパンツを履きに部屋に行く事にした。
2階にある僕の部屋の前に姉ちゃんと妹が2人で使う部屋がある。
ドアが開きっぱなしになっていた。
パンツ履かなくちゃ……姉ちゃんの部屋……パンツ……パンツ……姉ちゃんのパンツ……。
気がついたら姉ちゃんと妹の部屋にあるタンスの前に立っていた。
パンツ……パンツ……姉ちゃんのパンツ……
スッポンポンの下半身が反応してくる。
適当に引き出しを開けると、キャラクターの絵が目に飛び込んで来た。
いかにも子供っぽい色気のない下着が並んでいる。まだ低学年の妹のものみたいだ……。
その引き出しを閉め、上の段を開けてみると、さっきと違い女の子らしいドキドキする下着が現れた。
妹の引き出しには無かった、ブラジャーも有る。
中学生になる姉ちゃんの下着だ!
クラクラと目眩がするほど眩しくて、ズキズキするほど下半身が疼いてきた。
1つ1つ手に取って見ると、柔らかくてなんかスベスベしていて心地良い。
「それにしても、ちっちゃいな―」
履けそうにもない。
「これが直美ちゃんのだったらなぁ……」
背徳と嫌悪と興奮を感じながらパンツを鼻に近付けていく。
自分自身を蔑んでも、興奮と欲望に勝てなかった。姉ちゃんのパンツを鼻に付け、息を吸い込もうとした、その時
外で自転車を停める音がした。
姉ちゃんが帰って来た!
慌てて引き出しを戻し、部屋を出た。
姉ちゃんが部屋に入り、着替えてから1階に降りて行った。
僕はそっと額の汗を拭った。
しかし、また汗が噴き出した。
額の汗を拭った手に持つもの……姉ちゃんのパンツだった!
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