第六話
真実の快感とは
ハァ…ハァ…ハァ
アパートにやっと帰り着いたはいいが、階段がまるで永遠に続くようだった。幸恵は一段登る度に一息つき止まった。気絶するまで玩具で調教され、藤堂と飯島、弥生の3人係りでセックスを行い、アパート近くまで飯島に車で送られた後歩いて帰宅した…
ハァ…ハァ…(倒れてしまいそうだわ)幸恵がそう思った時、背後から声を掛けられた。
「長谷川さん?」
心配そうな声の主は江島だった。江島は階段を掛け登り幸恵の横に並ぶとソッと腕を支えた…「飲み過ぎちゃったのかな大丈夫?」江島に支えられて幸恵はやっとアパートの2階の廊下にたどり着いた。
「ううん、酔ってないけど…ちょっと。」幸恵は伏し目がちに答えた。まさか調教で責められ身体がいうことをきかないなど言えなかった。江島に支えられたまま幸恵は部屋の前に着くと、コートのポケットから鍵を出そうと手を入れた時…弛く結んでいたコートのベルトが外れた。
「あっ!」
江島が驚き声を上げた。開いたコートの間から見えた幸恵は丸裸だった。96CmHカップの乳房、くびれたウエストからむっちりした腰と太腿、そしてついこの間見たおっぱいと同じ乳房が、紅く肌がただれ何筋もの縛られた縄痕が身体中に出来ていた。「見ないで。」
悲しげに小さな声を出す幸恵は、コートの前を隠す力も残っておらず江島に豊満で痛々しい女体を晒していた。
「ご、ごめんなさい。」江島は謝ると鍵穴に鍵をなかなか差し込めない幸恵の手から鍵を取り、ドアを開けた…「ごめんなさい、ちょっと上がりますから。」江島は言うと幸恵の部屋に入り電気を点けた。部屋の間取りは江島の部屋と同じのためスイッチはすぐ判り、幸恵を支えベッドに座らせた。「えっと、とりあえずコート脱いで…いやらしい意味じゃないけど…ベッドに寝た方がいいよ。」江島の言葉に幸恵は黙ったまま従い、丸裸のまま仰向けにベッドに横たわった。
「ありがとう江島君。」無理に笑顔で話す幸恵に…「身体の傷、冷やした方が良いのかな。」江島が戸惑いながら聞くと、「うん。お願いしていい?江島君…」幸恵が言った。
「少し待ってて長谷川さん。」江島は言うと隣の自分の部屋に戻ると、タオルや洗面器を用意して戻って来た。幸恵の部屋で洗面器に水を汲みベッド横に座った。
「氷入れてきたから冷た過ぎたら言って。」江島は言いタオルを洗面器に浸け絞った。目の前に長谷川幸恵の身体…
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