応接室に藤堂が入って来た時…飯島はソファーに座って煙草をふかし、さやかはハンカチを握り締めていた。しきりと顔を拭いている。(顔に射精されたことを気にしているな)藤堂は思いながらソファーに座った…
「遅れた、すぐに出掛ける。飯島、車を表に回しておけ。」藤堂の指示に「はい。」と飯島が部屋から出ていった。藤堂は幸恵に向き合い…「いつもの短パンに着替えていろ。」と命令した。
(つるマンに剃られていて、どうするかな)藤堂は幸恵を観察しながら煙草に火を点けた。
(まだセックスの余韻が抜けない)幸恵はそう感じながらブラウスのボタンを脱いだ。(飯島に襲われたことは言えない)乳房を見られぬように藤堂に背を向け、幸恵はノーブラのまま薄い生地のTシャツを着た。乳房の治まりが悪くシャツの裾から手を入れて片方づつ乳肉を寄せた。スカートを脱ぎ、レゲエパンツに足を通した。履けるのかと思う程大きな尻にパンツを上げようとした時、後ろからいきなりTバックを掴まれた…!
「ケツが赤いな、どうした幸恵?」背後の藤堂に幸恵は緊張した。(バック体位でお尻を掴まれた痕が残っていたんだわ)幸恵は平静を装い…「す座ってたから、お尻に型がついたの…かも。」と偽った。
(ふっ、しらをきるつもりか)それなら…
「それにしては、斑に赤いな。」藤堂は掴んだTバックの引っ張り上げた。
「ああっ!!」紐と化したTバックがワレメに食い込み剃り上げられた陰部が丸見えになった。
「なんだッ!このつるマンわ!」怒鳴る藤堂に身を縮めて幸恵は股間を隠した。
「すみません…私…ごめんなさい。」襲われ無理やり剃られたとしても幸恵は恥じて藤堂に謝った…「誰に剃らせたんだ!」幸恵の髪を掴み捻り上げ藤堂が聞いた。
「い、飯島さんに…襲われたんですッ私!」幸恵の告白に、藤堂はニヤリと笑った。
「そうか。さぞかし興奮しただろフッ。」
まさか!…知っていた…いえ、わざと…幸恵は蒼白になり藤堂を睨んだ。「たっぷり悶えていたな幸恵。」
藤堂の言葉に、幸恵は「酷い!わざと襲わせたのね!」と罵った。藤堂は幸恵のレゲエパンツを上げ履かせると、「まだまだ今日はお前を壊してやるからな。」藤堂は睨む幸恵の腕を掴み応接室を出た。
(あ、来た…うへ、凄ぇ衣装)幸恵の姿に飯島は釘付けになりながら車のドアを開けた。
「長野ビルに行け。」後部座席に幸恵と乗り込んだ藤堂が言った。「え、長野ビルっですか?」飯島は驚き…
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